末国愛里のプロフィール
バレーボールへの情熱を注いだ選手時代。
北海道生まれ、広島県育ち。高校では在学中の3年間では県内無敗。 春の高校バレーやインターハイへの県代表として全戦全勝で全国大会出場という成績を収めることができました。高校の部活で出会った指導者はとても厳しい方でしたが、技術だけではなく、もっと大切な「勝つための考え方」や「勝負の世界の厳しさ」を教えてくれました。高校での成績が認められ、私はユースやジュニアの全日本代表選手に選出されました。 そして、世界大会やワールドカップ、グランプリなど様々な大会に出場し、次はいよいよオリンピックの強化選手… というところで、選手生命を揺るがす重大な問題が発覚したのです。
選手生命を絶たれ、失意のどん底に。
それが、心臓の病気。医者からは、「今後スポーツはできない」と言われました。原因は練習での過度な運動で心臓に負担が掛かったことです。いきなり選手生命を絶たれた私は、しばらくは何も考えられない状態になりました。 マイナス思考に陥り、挫折感から前を向くことが出来なかったのです。 どうすればいいのか、何も考えられない時に出会ったのが、コーチングでした。
コーチングで見出した自分への可能性。
コーチングとの出会いで、目を背けたかった自分と向き合うことになりました。 自分の考えや特徴、習慣など、自分自身の良いところも悪いところも、はっきりと知ること。まっすぐ向き合うこと。 そうすることで、本当の“自分”が見えてくるようになり、今では「今の自分が一番好き」と思えるようになれたのです。 もしコーチングがなければ、きっと今の自分はなかったでしょう。 コーチングには、今まで自分も知らなかった“自分”を見つけられる可能性を秘めています。